2018年より提供を開始したお金と保険のサービス「FREENANCE(フリーナンス)」。フリーランス特有のさまざまな悩みを軽減したいと考えている人には、ぜひご利用いただきたいサービスです。
今回はFREENANCEのファクタリングサービス「即日払い」の使い方を詳しく解説させていただきます!
Contents
請求書を最短で即日中に現金化
FREENANCEの会員になると、即日払いサービスの利用が可能になります。クライアントに向けて発行する請求書(専門用語で売掛債権と呼びます)をFREENANCEが買い取り、その代金を即日、自身の銀行口座に振り込んでもらうことができるのです。
フリーランスのギャラといえば「月末締め翌月末払い」が主流。つまり仕事を終えてもお金をゲットできるのは約1カ月後、というケースが多いですよね。これがネックになっていた人にも、この即日払いは非常におすすめのサービスです。
即日払いを利用する際には一定の手数料が発生しますが、フリーランスならではのお金の悩みが軽減すると思えば、メリットが大きいのではないでしょうか。
今回は、即日払いの利用の流れを詳しく紹介したいと思います。
まずはクライアントに請求書を送付
即日払いを利用する前に、必ず請求書をクライアントに送付しましょう。FREENANCEが買い取ることができるのは、クライアントに送付済みの請求書になります。
これまでは、請求書に記載する「振込先」にはフリーナンス口座を指定する必要がありましたが、2021年5月からはフリーナンス口座以外を指定した請求書でも即日払いが利用できるようになりました。
※請求書をメールで送付する場合、bccに「shinsa@freenance.jp」を入れると、この後の審査がよりスムーズに進みます。
会員ページにログインして請求書を登録
クライアントに請求書を送付したら、会員ページにログイン。即日払いを希望する請求書を登録しましょう。今回は2024年5月23日(水)AM9:00に手続きを行ってみました。
マイページ内にある「請求書登録 / 即日払い」横の「新規登録」をクリックします。まずは、即日払いを利用したい請求書のデータをアップロードしましょう。アップロードが可能なファイル形式はjpg、jpeg、png、pdfで、ファイルサイズは10MB以下となります。
なお、請求書ファイルをOCRで読み取りできます。読み取った内容が請求書の情報と一致しているか必ずご確認ください。

次に必要事項をもれなく記載します。記載事項は以下です。
- 請求先会社名、請求先担当者など
- 請求金額(円・消費税込):金額・消費税・経費の合計を入力します。
- 源泉徴収税(円):源泉徴収税の金額を入力します。
(該当しない場合は「0」を入力) - 請求日&振込期限
請求先会社名は、「会社名」もしくは「法人番号」から検索して入力することができます。これまで登録したことのある企業名は「登録済から選ぶ」から担当者名やメモなどのキーワードで絞り込むことも可能です。


なお、請求先会社がフリーナンスのパートナー企業(ともだち企業)である場合、取引コードの入力画面が表示されます。取引コードが確認されると、手数料率がお得になる可能性が高くなりますので、お持ちの場合は必ず入力してください。

フォームに入力した内容と、請求書に記載された内容に相違がある場合は即日払いが利用できない可能性もありますので、入力内容に間違いがないかもう一度よく確かめましょう!
次は、必要なエビデンスを登録
必要事項を入力して請求書データのアップロードが完了したら、次は審査のためのエビデンス(取引が問題なく成立している証拠となるもの)を登録します。エビデンス登録は、請求書の登録のみ(収納代行サービス利用のみ)の場合は不要です。
登録するエビデンスの項目は以下です。
- 請求書の送付済み確認
この請求書がすでにクライアントに送付済みであることを確認するために、請求書の送付を示すエビデンスをご提供ください。 - 請求書の受領済み確認
この請求書をクライアントが受領済みであることを確認するために、クライアントからの返信などをご提供ください。 - そのほか
私たちが今回の取引について理解するのに役立つものがあればご提供ください。納品物や契約書、どんな役務を提供したかなど、さまざまな情報が審査の役に立ちます。

エビデンスの入力が完了したら確認画面に進みましょう。
次に表示される確認画面で、「即日払いの予定金額」に間違いがないか確認しましょう。即日払いの合計金額は、売上金額から即日払い利用手数料と源泉徴収を差し引いた金額になります。
また、「注意事項」を必ず確認し、チェックボックスにチェックを入れてください。

即日払いが利用できるのは、この即日払い合計金額が10,000円以上に限りますのでご注意ください。
金額等に問題がなければ「即日払いを申し込む」ボタンをクリック。振込予定日は5月23日、つまりこの作業を行っている当日になっています!
ただし以下のような場合は、即日ではなく翌日払いになります。
- 審査の完了が正午を越えた場合
- 土日祝日など、金融機関営業日以外に申し込んだ場合
(申し込みから審査完了までの所要時間は混雑状況によって異なります)
申し込んだ後にアップロードする請求書やフォームに入力した内容を変更したいという場合は、マイページから修正が可能です。
あとは審査結果を待つのみ!
こんな完了画面が現れたら、登録作業はひとまず完了です。

この後はFREENANCE事務局により審査が行われますので、その審査結果を待ちましょう。こちらの画面にも記載があるように、先ほど提出したエビデンスに加えて、取引内容が事実であることの確認に役立つ契約書類や取引先担当者とのメールのやり取りなどを転載すると、即日払いの審査がスムーズになります。
「エビデンスの提出と言われても、秘密保持契約等に抵触してしまうのでは?」と、心配になる人もいるでしょう。もちろん、開示不可能な部分は黒塗り等で提出していただいて大丈夫です。有効なエビデンスは以下です。
- 先方担当者との連絡の履歴またはそれに該当するチャット、メッセンジャー等のやり取り(※)。下記内容が含まれていることは必須となります。
- 契約書、発注書等、またはそれに該当するやり取り
- 納品物、またはそれに該当するもの
先方のアドレスが確認ができる部分
金額、納品、請求書の送付が確認ができる箇所
上記、必須項目を含めたいずれかまたは全て。
このエビデンスは請求書登録後にメールで送付するのはもちろん、先ほどのエビデンス登録の際に「そのほか」の項目でアップロードすることもできます。
※審査にあたって、追加でエビデンスの提出が求められる可能性があります。
気になる審査結果はメールで!
それから数時間後、登録していたメールアドレス宛にこんなメールが届きます。
この度はフリーナンス即日払いにお申し込みいただきまして、誠にありがとうございました。
お客様のお申込みを審査させていただきました結果、
即日払いをお引き受けさせていただきますこととなりました。
以下の条件にて即日払いを実行させていただきます。
買取審査の可否判断(当メールの到着)が正午を過ぎた場合は翌日のお振込となります。
——————————————-
請求書宛先: 株式会社●●●
即日払い金額: ¥○○○○○
※実際に振り込まれる金額は振込手数料¥350を差し引いた金額となります
——————————————-
即日払いの実行まで今しばしお待ち下さい。
無事審査が通ったようです。さらに数時間後、こんなメールが到着。
いつもフリーナンスをご利用いただき、誠にありがとうございます。
お客様の振込専用口座に入金がありましたのでお知らせ致します。
これで即日払いが完了です!!
残念ながら即日払いが利用できないケースも…
残念ながら、審査の段階で即日払いの利用を断りするケースもあります。その場合は以下のようなメールが届き、メール本文内に即日払いが利用できなかった理由が明記されています。
この度はフリーナンス即日払いにお申し込みいただきまして、
誠にありがとうございました。
お客様のお申込みを審査させていただきました結果、
以下の理由にて今回はお取引を見送らせていただくこととなりました。
——例)請求書にお支払い期日が記載されておりません。——
この場合は必要な修正を行い、再度、即日払いを申し込みましょう。
お金に関するストレスを軽減!
月末締め翌月末支払いになることが多い事業売上が、即日入金されるのは嬉しい限りですね。お金に関するストレスや不安を、だいぶ軽減できるのではないでしょうか。
最初は即日払いの利用にあたって10%程度の手数料が発生しますが、即日払いや収納代行を使い続ければ与信スコアがアップして手数料率が下がって行くのも嬉しいポイント。
次回は、与信スコアについて解説したいと思います!
文/FREENANCE MAG編集部

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