フリーランスで仕事をしていると、「少しでも早く手元に現金が欲しい!」「今すぐ使える資金があればこんなことに挑戦できるのに」といった場面に遭遇することがありませんか?
そういった資金繰りの問題を改善する方法はいくつかありますが、今注目を集めているのが『ファクタリング』という方法です。このページではファクタリングの基礎知識をまとめています。
Contents
まずはファクタリングの仕組みを理解しよう
ファクタリングとは売掛債権を買い取るサービスのことで、これによって売掛債権を売却した側は早期の資金調達が可能となります。
では、その仕組みを詳しく見ていきましょう。
フリーランス・個人事業主である『あなた』は『取引先』から依頼を受けて仕事をします。
仕事が完了した後に請求書を送り、翌月末など指定の振込日に対価を受け取るのがフリーランスの一般的な仕事の流れです。つまり、仕事が終わっているにも関わらず、実際にお金をもらうまでに1カ月から2カ月待つことも珍しいことではありません。
この「もらえることになっているけど、まだ手元に来ていない売り上げ」を専門用語で「売掛金」といいますが、
今すぐに現金が必要。
というときもありますよね。
そんなときに活用できるのがファクタリングです。ファクタリングとは支払い前の請求書を『ファクタリング会社』に買い取ってもらうことで、『あなた』は振り込み指定日を待たずに現金を手に入れられるのです。

こういった資金調達の方法として、現在、法人だけでなくフリーランスや個人事業主からも注目されているサービスです。
ファクタリングは法人に限らず個人でも利用可能
ファクタリングは元々はイギリスで始まったサービスで、企業が利用するためのものでした。そのため、国内の『ファクタリング会社』を見ても、法人向けのサービスを提供している会社が多く目に付きます。しかし、最近ではフリーランス・個人事業主向けのファクタリングサービスも少しずつ増えています。
すでに完了した仕事の対価、つまり「もらえて当然」のお金を前借りするイメージなので、キャッシングやローンと比べても審査が通りやすい傾向にあります。ビジネスを成長させる足掛かりにしたり、資金繰りの改善を試みたりといった使い方ができるでしょう。
ファクタリングの「買取型」と「保証型」の違い
ファクタリングには「保証ファクタリング」と呼ばれるサービスもありますが、こちらは資金調達が目的ではありません。『取引先』の状態に不安がある場合などに利用され、例えば支払い前に『取引先』が倒産してしまった際などに『ファクタリング会社』から保証金がもらえる、いわば保険のような内容です。
基本的にこのページで紹介する「ファクタリング」は、冒頭で説明した「買取ファクタリング」ですので注意してください。
ファクタリングの「2社間」と「3社間」の違い
ファクタリングの種類には「2社間ファクタリング」と「3社間ファクタリング」があります。
『取引先』にはファクタリングを利用したことを知られることなく、請求書を現金化することができます。
『取引先』の合意が必要ですが、合意のもとでファクタリングが進みますから『ファクタリング会社』のリスクも下がり、手数料も低めに抑えることが可能です。
ファクタリングのメリット

ファクタリングは便利で、うまく使えばキャッシュフローの改善に大きく役立ちます。
メリット1:売掛金を素早く現金化
何と言っても最大のメリットは、売掛金を早期に現金化できる点です。税金の支払いや仕事に不可欠な機材の購入など、まとまったお金がすぐに必要な場合に資金を調達する手段としてとても有用です。
メリット2:万が一のリスクを避けられる
売掛金が振り込まれる前に『取引先』が倒産してしまった場合、そのお金を泣く泣く諦めないといけないケースも考えられます。しかし、事前に償還請求権※なしのファクタリングを行っていた場合、債券を持っているのは『ファクタリング会社』になるため『あなた』の未回収リスクはゼロということになります。
※償還請求権とは『取引先』の倒産により売掛金が回収できなくなった場合、『ファクタリング会社』が『あなた』へ売掛金分の請求を行う権利のことを言います。
メリット3:どんな人にも利用のチャンスあり
売掛金は、すでに提供したサービスや商品に対する未収分の代金です。いずれはもらえる予定のお金を立て替えてもらうようなイメージとなりますので、先々の売り上げで返済していく融資やローンに比べて審査が通りやすくなっています。
ファクタリングに発生する「手数料」とは
売掛金の額から手数料分を引いた金額が振り込まれることになるため、ファクタリングを利用した場合、売却した請求書にある額面をそのまま手に入れることはできません。
『ファクタリング会社』は債券を買い取ることになりますので、『取引先』の倒産などによる未回収リスクも負うことになります。そういうことも含め、手数料が設定されています。
また、銀行などの融資に対する金利は利息制限法によって制限がされていますが、売買契約となるファクタリングにはこの法律が適用されませんので、『ファクタリング会社』は自由に手数料を設定することが可能です。ですので、手数料を低くすることで選ばれやすくしている『ファクタリング会社』を探してみるのも一つの方法でしょう。
いざというときに頼れる!即日ファクタリングも登場

銀行融資などに比べ、そもそもの審査時間が短く現金化までをスピーディーに行えるのがファクタリングの特徴の1つです。また、借入ではないので信用情報に影響しません。
『ファクタリング会社』の中には、そのスピードを売りにしている会社もあり「即日入金」や「翌日入金」を掲げていることもあります。申し込みがネット完結型だったり、事前登録しておくことで『あなた』の情報を『ファクタリング会社』があらかじめ把握していたりすることで、即日対応を可能にしているところが多いようです。
ただし「審査が即日で入金は数日後」といったケースもあり得ますので、その日や翌日までに現金を受け取りたい場合は事前に確認をしておきましょう。

服部大税理士事務所

安心して使える個人向けファクタリング『FREENANCE(フリーナンス)byGMO』
フリーランス・個人事業主向けのファクタリングサービスとして、FREENANCE(フリーナンス)があります。運営を行うのはGMOクリエイターズネットワーク株式会社で、GMOクリック証券やGMOあおぞらネット銀行など、金融分野の会社も持つGMOインターネットグループの一員です。
会員登録から現金化までがスピーディー!
FREENANCE会員(会員登録は無料)になると、手持ちの請求書を最短即日中に現金化できる「フリーナンス即日払い」を利用できます。
会員登録自体は最短3時間程度で完了しますので、会員登録を申し込んだその日にフリーナンス即日払いを利用することも可能です。
即日払いの審査は面倒で時間がかかる?そんなことはありません!
「審査って時間がかかるんじゃない?申し込んだその日にはお金を受け取れないの?」と思う方もいるかもしれませんが、審査を通過する申し込みのほとんどが、1時間以内に審査が完了。30分未満で完了する場合もあります。
さらに、FREENANCEのレギュラー・プレミアム会員には、仕事中の事故や著作権侵害、納期遅延といったフリーランス特有のトラブルの補償を行う「あんしん補償」が付帯します。
さまざまな角度からフリーランス・個人事業主を支えるFREENANCEを、ぜひ一度活用してみてください。
フリーナンスに登録する3つの理由とは?
フリー会員には、仕事中の事故や納品物の欠陥を原因とする事故を補償する損害賠償保険「あんしん補償Basic」が付帯。レギュラー・プレミアム会員にはさらに、情報漏えいや著作権侵害などを原因とするフリーランス特有の事故も補償する「あんしん補償」が付帯します。
ファクタリングサービス『即日払い』で手持ちの請求書(売掛債権)を最短即日に現金化できます。
『あんしん補償プラス』では、ケガや病気で働けなくなった場合に、最長1年間の所得補償が受けられます。仕事中だけでなく日常生活や旅行中のケガ・病気まで、24時間・365日補償。