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フリーランスになる前に準備すべきは「お金・場所・情報」。チェックしておきたいサービスも紹介!

フリーランスとして順調なスタートダッシュを切るには、「下準備」が欠かせません。もちろん独立後に徐々に準備すれば良いものもたくさんありますが、事前に準備する方がメリットが大きいものもあります。今回は実際に僕が独立前に「準備しておいて良かったと痛感したもの」と「知っておいて損のないサービス」を紹介したいと思います。

ポイントは、フリーランスになると直面するであろう「お金」「場所」「情報」の問題を、事前準備によってできる限り解決しておくことです!

profile
トミナガハルキ/デザイン事務所AMIX代表・デザイナー。複数の企業でデザイナーとしての経験を積んだ後に独立。小さなデザイン事務所AMIXを立ち上げる。業界の片隅で活動中。『ASOBO DESIGN』を運営中。

お金の問題を解決①…事業用のカードと口座を作っておこう

プライベートの資金と事業資金を同じ口座にしてしまうと、ありとあらゆる金銭の出入りを管理せねばならず、非常に煩雑になります。また、利益や支出の把握がしづらくなり、運営上デメリットが多いでしょう。

事前に事業用のカードと口座を作っておけば、基本的にプライベートのお金を記帳する必要はなくなりますし、資金の管理もしやすくなります。

新規のカードをつくるときは、審査に通りやすいように会社員のうちに作っておくのがオススメ。カードを更新するときにフリーランスになっていても、特に問題ないことが多いようです。

お金の問題を解決②…アプリを使えるようにしておこう

労務・経理業務のボリュームは決して多くはありませんが、細かく作業が発生するので、これを軽減できるものがあればメリットは非常に大きいといえます。

クリエイティブな作業に集中したいのであれば、事務作業を簡略化するために、お金の管理をスムーズにしてくれるアプリを有効活用するのもオススメです。最近はいろいろなアプリが出ていますので、自分に合ったものを選びましょう。僕は経理業務にはfreeeを、家計全体の把握にはMoneytreeを使っています。

freee
クラウド会計ソフトfreeeは、クレジットカード・銀行口座と紐付けすることで経理業務を半自動化させる事ができ、月々の経理業務がとても簡単になります。AIによる自動仕訳機能が搭載されており、仕訳の労力も少なく済みます。厄介な消費税の計算や確定申告の書類作成も、日々の記帳をしっかり行っていればスムーズに完了します。
従業員を雇用した場合、同社のサービス「人事労務 freee」と連携できるのも魅力です。個人向けのスタンダードプランであれば、月額1980円から利用可能です。
https://www.freee.co.jp/
Moneytree
事業・プライベートを含めた”家計全体”の把握には、家計簿アプリのMoneytreeを活用しています。Personalプランであれば、無料で利用することができます。このアプリは銀行の残高だけではなく、電子マネーや証券などの現金以外の資産もトータルで把握できるのが便利です。
https://getmoneytree.com/jp/app/about

お金の問題を解決③…半年〜1年分の生活費を貯金しておこう

2020年の新型コロナウイルスの感染拡大がわかりやすい例ですが、コントロール出来ない事・予期しない事は度々起こります。あくまでも個人的な目安ですが、少なくとも半年〜1年は仕事が無くても(少なくても)生活が継続できる程度の貯金はあったほうが良いと思います。特に独立当初は何かと入り用です。予期せぬ出費も発生します。ほんの少し歯車が狂っただけで、フリーランスを継続できなくなるとしたら残念ですよね。攻めにも守りにも、貯金は大切です。

また、貯金の基本は出費を抑えることです。毎月の固定出費を抑えるためにも、保険料が一律で国民健康保険より保険料を安く抑えられる可能性がある、文芸美術国民健康保険組合を知っておくと良いかもしれません。

文芸美術国民健康保険組合
「フリーランスのライターやデザイナーであること(文芸、美術及び著作活動に従事)」「文芸美術国民健康保険組合に加盟している団体に所属していること」、この二つの条件を満たしていれば加入することができます。国民健康保険と異なり、文芸美術国民健康保険は保険料が一律のため、保険料を安く抑えられる可能性があります。ただし、収入によっては損をしてしまう可能性もありますので、事前に保険料をシミュレーションしましょう。
(http://www.bunbi.com/)

場所の問題を解決…引越しと事務所の契約は済ませておこう

フリーランスとして活動するにあたって、引越しを検討している方もいるのではないでしょうか。最近はリモートワークも当たり前になっていますから、何かと出費が多くなりがちな都市部から移動するケースも見受けられます。

もし活動拠点を移す予定があるなら、会社員のうちに契約を行っておくのがオススメです。フリーランス1年目はどれだけ好調であったとしても、正直なところ「信用」が皆無に等しいです。賃貸契約時の入居審査が非常に厳しくなります。理想のプランの出鼻を「引越し」で挫かれることのないように、事前調査を怠らないようにしましょう。

ちなみに、もしフリーランスになってから引っ越しをすることにあったら、こんなサービスも役に立ちそうです。

smeta
部屋探しをする前に、フリーランスの売上や収入、受注した仕事の実績などをベースに与信枠、つまり借りられる家賃の上限額を提示してくれるサービス。その与信枠に収まる家賃の部屋であれば、審査に落ちる心配がなくなります。さらに、与信枠を提示するだけではなく、smetaのパートナー不動産エージェントによる賃貸住宅の案内、内見、申し込み、契約までをワンストップでサポートしてくれます。
https://smeta.jp/

僕はいつまでも仕事をしてしまうタイプなので、家で仕事をするスタイルをとると休みが無くなる懸念がありました。そこで、住居と仕事場を強制的に分けるために「事務所」を開設しました。自宅を職場にすると、仕事のやり取りの中で住所などの個人情報を明かさないといけないケースも出てきます。(私書箱やバーチャルオフィスを利用してこの問題を解消する方法もあります)

自宅で働く方がはかどるフリーランスの方もいますので、これは一概にどちらが良いとは言えません。それぞれのスタイルがあります。また、軌道に乗ってから検討するなど、事務所の開設は必ずしも独立前に行わなくても良いと思います。僕が独立前に事務所を契約した理由は、役所に届ける書類を一回で済ませたかったこともあります。

情報の問題を解決…相談できる先輩を見つけておこう

フリーランスの1年目は疑問に思う事やトラブルに見舞われる機会も多いと思います。ちょっとした疑問や問題を相談できる人間関係を、フリーランスの先輩と構築しておきましょう。そもそも独立すべきなのかという根本的な相談から、独立するタイミングまで、多くのアドバイスを得られると思います。

僕は1〜2年先に独立していた友人がいたので、1年目は彼らに何かと助けてもらいました。長期的には、情報をもらうだけでなく、こちらで得た知見も共有するような関係を築けるといいですね。「そんな先輩が身近にいない」という人は。最近はオンラインで手軽に相談者を見つけられるサービスもあるようなので活用してみてはいかがでしょうか。

menta
「デザイン」「プログラミング」「起業」など、自分の学びたいスキルに合わせて、ピンポイントにメンターを探すことができます。個人メンターと直契約できるので、比較的リーズナブルに利用できるのも魅力です。
https://menta.work/

「独立時に準備していたこと」は、フリーランスになると直面しがちなお金・場所・情報の問題解決に繋がっています。どれも当たり前のように思えるかもしれませんが、こういう事を怠ると後々響いてきます。自分がどういう働き方をしたいのか(いつ、どこで、誰と、どんな風に)というイメージが具体的になれば、事前に必要なことが見えてくるのではないでしょうか。

※本記事は2020年11月27日時点で公開されている情報をもとに執筆しておりますので、サービス内容等は変更されている場合もあります。

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