無料で利用できる!手軽にポートフォリオサイトを作れるおすすめサービス5選

デザイナーやフォトグラファーをはじめとして、クリエイティブ系のフリーランスとして活動する上で、自分の実績や作品を手軽に紹介するためのWEBポートフォリオ(=ポートフォリオサイト)はとても重要です。特に近年は仕事関係者とオンラインでコミュニケーションをとる機会が増えていますので、その重要性は高まる一方です。

オリジナルのポートフォリオサイトを一から作って自分の世界観を構築するのも一つの方法ですが、「今日から開設したい!」という方に向けて、無料で手軽にポートフォリオサイトを開設できるおすすめのサービスを紹介します。

profile
トミナガハルキ/デザイン事務所AMIX代表・デザイナー。複数の企業でデザイナーとしての経験を積んだ後に独立。小さなデザイン事務所AMIXを立ち上げる。業界の片隅で活動中。『ASOBO DESIGN』を運営中。

世界中のクリエイターと交流できるSNS『Behance(ビハンス)』

Behance(ビハンス)はAdobeが運営する、世界で1000万人を超える利用者がいるクリエイター向けのSNSです。さまざまなフォーマットの制作物をアップして随時公開することができ、アカウントを自分のポートフォリオサイトとして活用できます。チームアカウントを作ることもできるので、複数人で活動している方や企業が利用する場合にも便利です。

出典:Behance(https://www.behance.net/asobodesign)

前述の通りクリエイター向けのSNSですので、世界中のクリエイターと交流できるのも魅力です。気に入った作品に「いいね!」したり、コメントを残したり、もちろん仕事を依頼することも可能です。実際にBehance経由で、日本にいながら海外の仕事を得ているクリエイターもいます。

Adobeのアカウントを作成する必要がありますが、Creative Cloudなどの契約は不要のため無料で利用可能です。しかし、Creative Cloudを契約していると嬉しい特典があります。Adobe Portfolioという、Behanceと連携したポートフォリオデザインツールが利用可能なのです。Behanceよりも柔軟にカスタマイズができて、独自ドメインを割り当てることもできます。
Adobe Portfolioを利用して作成されたポートフォリオサイトはこちらから閲覧できます。

“クリエイターのための、世界でいちばんやさしいポートフォリオ”『foriio(フォリオ)』

foriio(フォリオ)は国産のポートフォリオサイトです。”クリエイターのための、世界でいちばんやさしいポートフォリオ”と銘打っているだけに、導入の敷居は低く、誰でも簡単にポートフォリオサイトを立ち上げることが可能です。作品も、画像・動画・ウェブページ・音源、さらに最近3Dモデルにも対応し、非常に幅広いフォーマットの作品をアップする事ができるようになっています。

出典:foriio(https://fori.io/tommy-graphics)

また、作品ごとに「制作ノート」の機能があり、作品の紹介を仔細に行うことが可能です。この機能があるため、forrioを自分のポートフォリオサイトとして活用しているライターもいるそうです。画像部分には記事サイトのキャプチャをアップし、「制作ノート」に本文や補足を盛り込むといった使い方です。

無料版でも100点までの作例をアップすることができるので、十分に活用可能かと思います。Pro版(980円/月)にアップデートすれば、カスタムドメインに変更できたり、パスワード閲覧制限を行えたり、一層プロ仕様のポートフォリオサイトとして活用できます。

写真やイラスト、音楽、映像も配信できる『note(ノート)』

文章執筆の快適さで人気を博しているnote(ノート)ですが、写真やイラスト、音楽・映像などを配信することができるので、ポートフォリオサイトとしての活用もおすすめです。レイアウトは基本的にはいわゆるブログ的な構成ですが、リスト形式やカード形式を選ぶことができます。

出典:note(https://note.com/asobodesign)

テキスト・画像・音声コンテンツは有料で配信できるほか、iichi・STORES・BASE・minne・MUUUなどのストアをマイページに表示することもできるので、作家や雑貨販売をされている方にも良いかもしれません。

プロ・アマ問わず世界中の人に利用されている『deviantART(デヴィアントアート)』

deviantART(デヴィアントアート)は、古くからあるアーティストのためのインターネットコミュニティサイトです。最近とてもお洒落な見た目に変貌しました。他のポートフォリオサイトは白系の配色が中心ですが、黒を基調としたクールなトップページが印象的です。

出典:deviantART(https://www.deviantart.com/tommy-graphics)

サービス名に”ART”という名前を冠している通り、カテゴリもアートに関するものが豊富で、商業的な広告デザインなどが多いBehanceとは趣が異なります。SHOP機能があり、作品を直接売ること(ポスターの印刷販売等)も可能です。プロ・アマ問わず世界中の多くの人に利用されており、二次創作も多く見られるという点では、pixiv(ピクシブ)にも似ているかもしれません。

招待制のデザインSNS『Dribbble(ドリブル)』

Dribbble(ドリブル)は招待制のデザインSNSであり、ポートフォリオサイトのプラットフォームです。スッキリとした見た目で、シンプルに作品を見せることに特化しています。

出典:Dribbble(https://dribbble.com/tommy-graphics)

その他のWEBポートフォリオのように細かな融通はあまり効かず、Dribbbleのシンプルなフォーマットに従う形になりますが、デジタル系のクリエイターに人気が高く、UI・UXの紹介や、モーションロゴなどの作例が多く見られるという特徴があります。

まとめ

個人的に使ってみた印象としては、Behance・foriio・noteは導入の手間がかからないので、気に入ったものがあれば使ってはいかがでしょうか。Creative Cloudを契約しているのであれば、Adobe Portfolioを試してみるのもおすすめです。

deviantARTやDribbbleは作例をサイトで見ると分かりますが、ユーザーに好まれる傾向というのが存在している気がします。そこに自分の作風がマッチするなと感じたなら、使ってみるのも手だと思います!

※本記事は2020年7月2日時点で公開されている情報をもとに執筆しておりますので、サービス内容・価格等は変更されている場合もあります。