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固定費を抑える!フリーランスデザイナーが抑えておきたいコスパ◎の有益ツール8選

デザイナーをはじめとしたクリエイティブ職は、比較的固定費を抑えて起業できる業種といわれています。とはいえ実際にフリーランスになってみると、それなりに費用がかかる事に気付かされます。ポイントは、その費用が投資になっているかどうかです。

例えば時短ツールで作業を効率化すれば、その時間でより多くの仕事を行うことができて、結果的に利益を向上させられるかもしれません。つまりツールにかかる費用をゼロにするのではなく、「自分にはどんなツールが有益で、投資になるか?」を吟味して取り入れていくことが重要です。

今回は、私が実際に使っているツールの中で、コストパフォーマンスに優れたもの、または無料の優秀なツールを紹介したいと思います。

1:素材の幅広さが魅力!素材ダウンロードサービス『envato elements 』

<特徴>

envato elements(エンバトエレメンツ)はさまざまなクリエイティブに使用できる素材をダウンロードできるサービスです。特筆すべきは、その安さとカバーしている素材の幅の広さです。月額 $16.5(1,700円程度)で、ストックフォト・ベクター素材だけでなく、なんと音源や映像素材、フォント、WEBテンプレートまでがダウンロードできます。

<コスト>

月額 $16.5(1,700円程度)

<ポイント>

例えば、私が並行して利用しているAdobe StockやShutterstockも画像素材をダウンロードできるサービスですが、動画素材については個別購入する必要があります。一点あたり数千円〜数万円ですので、おいそれと手を出せません。envato elementsはどのジャンルの素材も自由にダウンロードできるのが嬉しい点です。

※海外サービスの為、素材を探すときは英語で検索する必要があります。

※参照:https://elements.envato.com/

2:モックアップや動画制作もできるデザインツール『Placeit』

<特徴>

Envato社が新たにリリースしたサービスです。デザインのモックアップや動画制作がブラウザ上で完結します。デザインソフトを持っていない人でも制作を行うことができるのがポイントです。テンプレートをカスタマイズする仕様のため、デザインセンスに自信がないという方でも安心です。リーズナブルさも魅力。

ネットにさえ繋がれば、出先でも簡易的なプレゼン用のモックアップや。インスタグラムのストーリー動画等を作る事ができるので、補助的なデザインツールとしてもオススメです。

<コスト>

月額 $14.95(1,600円程度)

<ポイント>

Adobe Creative Cloudを契約する程クリエイティブ業務には関わらないけれど、ときどきビジュアルや動画制作が必要になる人にも、ちょうど良いサービスと言えるのではないでしょうか。

※海外サービスの為、素材を探す時は英語で検索する必要があります。

※参照:https://placeit.net/

3:汎用性の高いものから個性的な素材まで!素材ダウンロードサービス『ACシリーズ』

<特徴>

ACワークス株式会社が運営する日本の素材ダウンロードサービス。「イラストAC」「写真AC」などカテゴリが分かれており、検索しやすくなっています。無料で会員登録を行うことができ、1日9点まで素材をダウンロード可能です。

<コスト>

無料(プレミアム会員は有料)

<ポイント>

汎用性の高い素材が中心ですが、作家性の強い個性的な素材にも出会えるのも魅力です。

※参照:https://acworks.co.jp/

4:商用利用できる無料写真も!『Unsplash』

<特徴>

商用利用できる写真が無料でダウンロードできるサービスです。世界中のフォトグラファーが写真を提供しており、クオリティの高いおしゃれな写真が多いのが特徴です。ライセンス上は基本的に商用利用可能ではありますが、企業のロゴや通行人が写り込んでいる写真もあり、それらの利用には注意が必要です。

<コスト>

無料

※参照:https://unsplash.com/


ここからは、デザイナーに限らず、いろいろな職種のフリーランスにオススメのツールを紹介していきます。

5:クラウド会計ソフト『freee』

<特徴>

クレジットカード・銀行口座と紐付けすることで、経理業務を半自動化させることができ、月々の経理業務がとても簡単になります。AIによる自動仕訳機能が搭載されており、仕訳の労力も少なく済みます。厄介な消費税の計算や確定申告の書類作成も、日々の記帳をしっかり行っていればスムーズに完了。

労務・経理業務はボリュームは決して多くはありませんが、細かく作業が発生するため、これを軽減できるメリットは非常に大きいといえます。クリエイティブな作業に集中したいのであれば、事務作業を簡略化するツールは積極的に活用しましょう。

<コスト>

個人向けのスタンダードプランは月額1,980円から利用可能

<ポイント>

従業員を雇用することになったら、同社のサービス「人事労務 freee」と連携できるのも魅力です。

※参照:https://www.freee.co.jp/

6:家計簿アプリ『Moneytree』

<特徴>

事業・プライベートを含めた”家計全体”の把握には、家計簿アプリのMoneytreeを活用しています。Personalプランであれば、無料で利用することができます。このアプリは銀行の残高だけではなく、電子マネーや証券などの現金以外の資産もトータルで把握できるのが便利です。

<コスト>

Personalプランは無料

※参照:https://getmoneytree.com/

7:パスワード管理アプリ『1Password』

<特徴>

複数のサービスを利用するとなると、厄介なのがパスワード管理です。1Passwordはそんな煩雑なパスワード管理を一括して引き受けてくれるアプリです。

1度認証プロセスを完了すれば、1つのマスターパスワードを覚えておくだけでOKです。あらゆるサービスのID・パスワードを管理し、利用することができます。セキュリティと利便性の向上が図れると考えれば、決して高くはないと思います。

<コスト>

個人プランは月額300円程度で利用可能(ただし年単位の契約)

<ポイント>

従業員を雇用している場合であれば、チームライセンスを利用することで、従業員のソフトウェアやサービスの管理も一括で行う事ができます。コンプライアンス面でも重宝するアプリではないでしょうか。

※参照:https://1password.com/jp/

8:IP電話サービス『SMARTalk』

<特徴>

仕事とはいえ、プライベートの携帯電話番号を教えるのは抵抗があるという方は多いのではいないでしょうか。SMARTalkは楽天コミュニケーションズが運営する、スマートフォンに別の電話番号を追加することができるIP電話サービスです。料金は通話した分のみ発生するので、基本料金などはかかりません。一つのスマートフォンで、複数の電話窓口を作ることができる便利なアプリです。

<コスト>

基本料金はなし/通話に応じて料金が発生

※参照:https://ip-phone-smart.jp/smart/smartalk/


今回は仕事で利用しているサービスやツールの中でも、固定費が安い(もしくは掛からない)ものを選んで紹介させていただきました。仕事のスタイルに合いそうなものがあれば、取り入れてみてください。

※本記事は2020年5月1日時点で公開されている情報をもとに執筆しておりますので、価格等は変更されている場合もあります。

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