屋号でも口座が作れる『フリーナンス口座』とは？あとから屋号に変更も可能

フリーランス・個人事業主向けのお金と保険のサービスFREENANCE（フリーナンス）に会員登録すると、自分専用の『フリーナンス口座』を持つことができます。フリーナンス口座の特徴の一つが、屋号やペンネーム名義で口座が開設できることです。今回は、その点を詳しく解説します。

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フリーナンス口座とは？

フリーナンス口座はフリーナンスに会員登録することで開設できる自分専用の収納代行用口座で、以下のような仕組みになっています。

フリーナンス口座の使い方

※1 フリーナンス口座へ振り込みができるのは法人のみで、個人間の取引には利用できません。
※2 毎週１回、さらに月末・月初の営業日にメインバンク口座に振り替えられます。メインバンクがGMOあおぞらネット銀行の場合、平日は毎日振り替えとなります。詳しくはこちら

これだけを見ると、「クライアントに直接メインバンク口座に振り込んでもらった方が早いのでは？」と思う方もいるかもしれません。しかしフリーナンス口座を使うことには、さまざまなメリットがあるのです。

屋号やペンネームで活動するフリーランス・個人事業主の中には、クライアントへ報酬の振り込み先を伝える際に、「振込先口座の名義も本名ではなく屋号やペンネームにしたい…」と考える方もいるのではないでしょうか。しかし、屋号やペンネームでは口座を開設できない金融機関も少なくありません。

フリーナンス口座は、以下の書類を用意すれば、屋号・ペンネーム・旧姓・ミドルネームで口座を開設することができます。

今すぐフリーナンスに会員登録して口座を開設したいものの、「独立直後のため開業届を用意できない」「屋号はこれからゆっくり決めたい」という方もいるでしょう。

フリーナンス口座の名義は、あとから屋号等に変更することができます。（フリーナンスマイページの「設定」から変更可能）

変更した場合は支店※3と口座番号が変わり、新しい口座が作成されてから3ヶ月経過すると古い口座は利用できなくなります。しかし再度会員登録をする必要はありませんし、これまで同様にフリーナンスのサービスを利用することができます。

※3 支店は同一のまま割り当てられる場合もあります。

他にも、フリーナンス口座を活用することでさまざまなメリットがあります。

フリーナンスに会員登録する際には、本人確認や反社チェックなどの審査が行われます。フリーナンス会員になってフリーナンス口座を利用しているということは、その審査を通過したことを意味するため、クライアントに対する信用の証になります。

フリーナンスに会員登録すると、無料の『フリー』会員には、仕事中の事故や納品物の欠陥を原因とする事故の補償（最高5,000万円）を行う損害賠償保険『あんしん補償Basic』が付帯します。

フリーナンスのサービスを利用していない状態が続くと、アカウントが休止状態※4となり『あんしん補償Basic』が適用外となりますが、普段からフリーナンス口座を活用していれば補償を継続させることができます。

※4 サービス利用がないとアカウントが休止状態となるのは『フリー』会員のみで、『レギュラー』『プレミアム』会員は該当しません。

フリーナンス口座を利用することは、フリーナンスの与信スコアアップにもつながります。与信スコアがアップするほど、ファクタリングサービス『即日払い』を利用した際の手数料が下がります。

話題のフリーランス向けサービス『FREENANCE』を使ってみる3（与信スコア編）

「屋号やペンネームで口座を作りたいけれどあきらめていた」という方も、ぜひフリーナンス口座を活用してください。フリーナンス口座にはさまざまなメリットがありますので、フリーランス・個人事業主として活動するなら持っていて損はないのではないでしょうか。

文／FREENANCE MAG編集部