FREENANCE MAG

フリーランスを応援するメディア「フリーナンスマグ」

成功するネットショップの作り方「リスクをゼロにして楽しむこと!」SUZURIクリエイター姫乃たまさん編

FREENANCE 姫乃たま

introduction
フリーランスに特化した金融支援サービスFREENANCE(フリーナンス)は、2021年8月よりGMOペパボが運営する「カラーミーショップ」「minne」「SUZURI」の3つのEC関連サービスと連携を開始。これにより「カラーミーショップ」「minne」「SUZURI」のユーザーは、フリーナンスに登録することで各サービスでの売上金を最短即日で現金化できる『即日払い』を通常よりも低い手数料率でお得に利用できるようになりました。

この連携を記念して2021年9月3日、「SUZURI」のクリエイターでライター・アーティストの姫乃たまさんをゲストにお招きしたトークイベントを開催。サービスを活用したショップ運営・売上アップのコツや、フリーランスが直面する資金繰り問題の解決方法等についてお話しいただきました。
ゲストprofile/姫乃たま
1993年、東京都生まれ。10年間の地下アイドル活動を経て、2019年にメジャー・デビュー。2015年、現役地下アイドルとして地下アイドルの生態をまとめた『潜行~地下アイドルの人に言えない生活』(サイゾー社)を出版。以降、ライブ・イベントへの出演を中心に文筆業を営んでいる。音楽活動では作詞と歌唱を手がけており、主な音楽作品に『パノラマ街道まっしぐら』『僕とジョルジュ』、著書に『職業としての地下アイドル』(朝日新聞出版)『周縁漫画界 漫画の世界で生きる14人のインタビュー集』(KADOKAWA)などがある。
https://suzuri.jp/HimenoTama1

ファンじゃない人にも刺さるお店を作りたい

フリーナンス

姫乃さんがSUZURIを使い始めたきっかけはなんですか?
もともとSUZURIスタッフに知り合いがいて、その方に教えてもらったのがきっかけです。利用する前は、どちらかというと「個人的に使うサービス」というイメージでした。ある漫画家さんがラフ画をTシャツにして、それを身近な人が買って楽しんでいたので。でもSUZURIスタッフに、大勢の人に向けたショップとしてちゃんと活用できるということ教えてもらいました。

姫乃さん

姫乃たま
姫乃たまさん

フリーナンス

今はSUZURIをどんな風に活用していますか?
私のショップには「たまのゆらぎ」という名前を付けています。他社のネットショップサービスも利用しているのですが、そちらでは出版した本とか既存の商品を売っています。「たまのゆらぎ」は、私のファンじゃない人にも商品を手に取ってもらいたいと思って。ファン以外の人でも欲しくなるような、文字をモチーフにした商品を販売しています。

姫乃さん

姫乃たま「たまのゆらぎ」
「たまのゆらぎ」トップページ。シンプルなデザインが落ち着きます

フリーナンス

クリエイティブなロゴの商品が印象的ですよね。
実はまだ先月SUZURIを使い始めたばかりなんですが、第一弾として私の芸名の「たま」という文字を、タイポグラフィ作家のバンドウジロウさんにデザインしていただいたTシャツやスマホケースを販売しています。

姫乃さん

姫乃たま「たまのゆらぎ」
姫乃たま×バンドウジロウのコラボグッズが「たまのゆらぎ」の第一弾商品に
第二弾のデザイン制作も進行していて、ちょうど今日もバンドウジロウさんと打ち合わせをしました。近日中に秋冬物の新しい商品がリリースできると思います!

姫乃さん

発送の手間や在庫リスクはサービスを活用してゼロにする

フリーナンス

実際にSUZURIを利用してみて、使い勝手はいかがですか?
フリーランスとして自分でグッズを作るとなると、商品の発注や梱包、発送など、何から何まで自分でやらないといけないんです。その点、SUZURIはサービス運営側にお願いできるので手間が省けるのがかなり魅力的!あとは、お金の面でもすごく楽ですね。

姫乃さん

フリーナンス

お金の面で、というと?
普通は自分でグッズを作るとなると、売れるか分からない商品の分も投資しないといけないですから。しかも例えばTシャツを作ったら、商品の詰まった段ボールがいきなり何箱も届くんですよ(笑)。

姫乃さん

フリーナンス

そして、売れなければ在庫を抱えることになりますし。
私の弟も音楽をやっていて、大学を卒業するときにフリーで活動するか就職するかで悩んでいたようなんですが、私の手元に届いた在庫の段ボールたちを見て会社員を選びましたね(笑)。部屋に置ききれないと、在庫を補完する場所を借りることになるから維持費もかかります。

姫乃さん

フリーナンス

SUZURIはオーダーを受けてから作成する、受注制作システムですからね。
姫乃たま「たまのゆらぎ」
オーダーを受けてから作り始めるので安心
そうなんです!それがすごく助かります。あと、Tシャツはキッズサイズとか大きめサイズとか、いろいろなサイズから選べるのもいいですよね。

姫乃さん

フリーナンス

あと、ネットショップは商品が売れてから自分のところに入金されるまでのタイムラグがあるので、それが気になっていた方も多いかもしれません。そんなときはぜひフリーナンスを活用してみてください!2021年8月にSUZURIとフリーナンスが連携したので、SUZURIユーザーはフリーナンスに登録して『即日払い』を利用することで、SUZURIのトリブンを最短即日中に受け取れるようになりました。
フリーナンスはフリーランス・個人事業主を支えるお金と保険のサービスです

対面でお礼が言えない分、オンラインならではの購入者特典を

フリーナンス

姫乃さんがSUZURIでショップを運営するにあたって、工夫してることはありますか?
ショップを作っただけだと見つけてもらえないので、外部のSNSと連携するようにしています。私はサンプルを実際に着て写真を撮って、「こんな感じだよ」ってTwitterでお知らせしています。

姫乃さん

フリーナンス

SNSからワンクリックでお店に行けますし、気軽にお買い物できますね。他にはありますか?
今までは自分のグッズは現場で対面で買ってもらうことがほとんどだったので、ご祝儀的に買ってもらってる部分もあるのでは?と思っていたんです。SUZURIのようにオンラインで販売する場合は、対面でもないし、身近に感じてもらえないのではという懸念がありました。発送も自分でしないので、お礼の手紙の同封もできませんし。

姫乃さん

フリーナンス

なるほど。その懸念点は、どんな工夫でカバーしているのでしょう?
SUZURIには購入者にお礼メッセージを送る機能があると知ったので、そこにYouTubeで限定公開しているラジオ動画のURLを付けています。

姫乃さん

フリーナンス

買ってくれた人だけが見られるわけですね。そういう機能を上手に使うと、自分らしい特典を付けられるしお客さんも楽しめそうです。

フリーランスは「やりたいことを素直に」

フリーナンス

姫乃さんは、フリーランスとして働いていて不安なことってありますか?
漠然と不安になることは、よくありますけど(笑)。

姫乃さん

フリーナンス

例えばお金回りとか。何か困ったことはありました?
あー、そうですね。「お仕事のギャラが未払いになったらどうしよう」って不安になることはあります。本当は事前に契約書や発注書を交わしておこうと思うけど、 付き合いの長い仕事相手ほどなかなか難しいんですよ。

姫乃さん

姫乃たま

フリーナンス

口頭でしか約束していなくて、支払金額や時期が曖昧なまま仕事が進んでしまうケースもよく耳にします。書類を交わせないにしても、メールやLINEでもいいので、文字に残しておくことをオススメします!
確かにそうですよね。 長く活動していると、トラブルになりそうな案件は感覚で見分けられるようになりますけど(笑)。

姫乃さん

フリーナンス

ところで姫乃さんは、オンとオフの切り替えはどうしていますか?
私、以前はそれが全然できなくて。地下アイドルだったので、どこで見られているかわからないと思って常に気を張っていたんです。そうすると心が疲れちゃうので、絶対にオンとオフは分けた方がいいと思います。最近はオフの時間をちゃんと作って、ヨガを始めました。そしたらヨガの先生になりたくなって勉強しちゃってるので、結局、趣味じゃなくなってるんですけど(笑)。

姫乃さん

フリーナンス

フリーランスの方は趣味も仕事につなげて考えがちですもんね。そんなお仕事に対する思いを、最後にメッセージとしていただけますか?
フリーランスは自分がやりたいと思えることを、素直にやるのがいいと思います。 それが人とかぶらない魅力にもなるから。フリーランスは仕事のトラブルに自分一人で対処しなければいけないとか、お金回りの不安とかが取り沙汰されがちですけど、やりたいことをやれるって部分を思いきり楽しんでもらいたいです。

姫乃さん

フリーナンス

仕事のトラブルやお金回りの不安がある方には、ぜひフリーナンスを活用していただきたいです。フリーナンスのレギュラー・プレミアム会員には、著作権侵害や納品物による事故など、仕事のトラブルによる損害を最大5000万円まで補償する「フリーナンスあんしん補償」が付帯します。
フリーナンスあんしん補償はフリーランスを守る損害賠償保険です

まとめ

姫乃たまさんはSUZURIを上手に、そしてご自身ならではの方法で使っていました。

姫乃さんをはじめ、この3daysイベントのトークセッションに出演してくださった方々は、みんな「楽しんで!」とメッセージを送ってくれました。コロナ禍もあって大変なこともあるかもしれませんが、会社員ではない生活を楽しみながら、フリーランス活動を送りたいですね。

他トークイベントの記事はこちら