フリーランスや個人事業主として独立した際に、身に着けておきたいことのひとつに保険の知識が挙げられます。会社員から独立したのであれば、今まで勤務先の企業が負ってくれていたリスクを自身で負わなければなりません。
こういった、事業における万が一に助けとなるのが「賠償責任保険」です。概要などをわかりやすく解説していきましょう。
賠償責任保険とは
加入することによって、万が一のリスクを転嫁できる保険は、大きく分けて「生命保険」と「損害保険」の2つです。
生命保険が、病気など主に人に起因して発生するリスクによって「あなた」に保障を提供するものとすれば、損害保険は、事故や災害など主にモノに関連するリスクによって「あなた」が受ける損害を補償するものにあたります。
損害保険と一口にいっても、想定するリスクごとにさまざまな種類があります。身近な例では、自動車の運転に関連して発生した事故などによる損害や賠償責任を補償する自賠責保険・自動車保険、災害や事故等による住宅・家財などの損害を補償する火災保険・地震保険、日常生活での突発的なケガを補償する傷害保険などが挙げられるでしょう。
賠償責任保険は、上記と同じく損害保険のひとつとなります。仕事上で偶然に起きた事故によって、法律上の賠償責任を負う場合に発生する「損害賠償リスク」に備える保険です。
賠償責任保険の補償内容
仕事上での損害賠償リスクは業種や業務内容によってさまざまですが、賠償責任保険でカバーできる補償は、「仕事中に誤ってお客さまにケガを負わせてしまった」といった第三者の身体への障害や、財物の損壊が発生するケースが代表的です。
なお、「使用していたパソコンがウイルスに感染し、誤って個人情報を流出してしまった」「納期に遅延して、取引先に営業損失を与えてしまった」など、 身体障害や財物損壊が発生しない「業務過誤」での損害賠償請求は、補償の範囲に含まれない場合があることを覚えておきましょう。
フリーランスに向けた賠償責任保険
仕事上での賠償責任リスクに備える保険は法人向けが一般的でしたが、近年では、フリーランスや個人事業主に特化したものも提供されています。
会社員であれば、勤務先が使用者責任として賠償責任を負うこともありますが、フリーランスは全て個人の責任です。フリーランス人口の急増とともに、リスクヘッジとなる賠償責任保険への関心・需要も年々高まっています。
FREENANCE会員に付帯「フリーナンスあんしん補償」
期日前の請求書を即日現金化できるファクタリングサービス「即日払い」をはじめ、フリーランスに特化した金融支援サービスを行っている「FREENANCE(フリーナンス) byGMO」。レギュラー/プレミアム会員には、仕事上の賠償責任を補償する保険「あんしん補償」が付帯します。
あんしん補償は「業務過誤」での損害賠償請求も補償
あんしん補償の補償内容は大きく分けて以下の4つです。
・納期遅延により発注者から損害賠償請求を受けた など
・育児代行等において預かった子どもにケガをさせてしまった など
・納品した物に欠陥があり、他者にケガをさせてしまった など
・預かっていた他者の所有物を誤って壊してしまった など
上記の通り、フリーランス特有ともいえる「情報漏えい」「納品物の瑕疵」「著作権侵害」「偶然な事故による納期遅延」といった、業務過誤の事故も補償されるのは、あんしん補償ならではの大きなメリットといえるでしょう。
※参照:フリーナンスあんしん補償
まとめ
フリーランスに起こりうるリスクへの対応方法は、ひとつではありません。日頃の業務遂行を見直す、クライアントとの契約を見直すことももちろん大切ですが、安定した事業運営を継続するための材料のひとつとして、賠償責任保険の活用をおすすめします。
フリーナンスに登録する3つの理由とは?
フリー会員には、仕事中の事故や納品物の欠陥を原因とする事故を補償する損害賠償保険「あんしん補償Basic」が付帯。レギュラー・プレミアム会員にはさらに、情報漏えいや著作権侵害などを原因とするフリーランス特有の事故も補償する「あんしん補償」が付帯します。
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