『東京フリーランス』×『FREENANCE』コラボイベントを開催。 普段は聞けない〝フリーランスのお金のリアル〟を大公開!

2019年7月7日、フリーランスをテーマに展開するメディア『東京フリーランス』と、お金と保険のサービス『FREENANCE』のコラボイベントが開催されました。

特に盛り上がりを見せたのは、元フリーデザイナーで現在はデザイン会社「蒼」の代表を務める船越良太さん、東京フリーランスの運営にも携わる凄腕エンジニアのとだこうきさん、完全未経験から月収7桁にまで達したというエンジニアの村上昴平さん、さらにFREENANCEの事業担当者・張(ジャン)を混じえてのトークショー。当日のトークの中から、一部を抜粋してお届けします!

独立直後の月収は4万円!?フリーランスのお財布事情

村上:僕は独立する前から、副業感覚でフリーランス活動を始めていました。フリーランスの仕事に慣れるための勉強だと思って、無料で仕事を受けたこともありました。だから、独立の時点では比較的安定して仕事ができていましたね。

とだこうきさん

とだ:二人は請負業務ですよね?僕は準委任契約でフリーになったので、時給制だったんです。それだと収入も安定しますし、社員と働き方もそこまで変わらず、リスクもあまりないので、準委任という仕事の受け方はオススメですよ。

船越:僕のデビュー当時は、半端ないくらいお金がなかった(笑)。最初の月は月収4万円でしたね。バイトもしていなかったので、空いている時間はとにかく勉強をして自分の能力を上げて、ひたすら営業をしていました。

村上昂平さん

営業で気に入られるコツは“メリットの提案”

とだ:ところで、営業で相手に気に入ってもらうコツってありますか?

船越:やっぱり「ちゃんとお客さんのことを考えて提案していますよ」という姿勢は大事です。あとは「これをやったら、御社がこれだけ得をしますよ」という具体的なメリットを提案できれば、任せてもらう理由ができますよね。

村上:数字を重視するクライアントは多いですからね。『あぁそうそう、確かに』と納得や気付きのあるようなデータを、隠すことなく正直に提案することは大切だと思います。それができると、経営者に可愛がってもらえて、仕事をもらいやすくなりますよ。

仕事を受けるときは、発注書や業務委託契約書は必ずもらうべき!

ジャン:私たちは普段はフリーランスの方に仕事を発注する立場なのですが、発注する側からすると、「発注書をください」と言ってくるフリーランスの方には「ちゃんとしている人だな!」という印象を持ちます。

FREENANCE担当・張(ジャン)

船越:フリーランスとして仕事をする上で、発注書や業務委託契約書はすごく大事。ちゃんともらっていないと、お客さんの都合で急に仕事が取りやめになったときに、1円の請求もできないことになりかねませんから。そういう事態を防ぐためにも、発注書は必ずもらうべきです。

船越:発注書には支払い時期も書いてあるから、しっかり確認しないといけませんよね。よく見ると支払い時期が翌月末払いではなく「翌々月末払い」になっていて、想定していたよりもお金が入ってくるまでに時間がかかった、なんてこともあり得ますから。

とだ:僕が過去に知人から聞いたケースだと、「検収が終わった日から3カ月後に納品したことにする。そして支払いは納品の翌々月末」なんてことがあったそうです。例えば7月にクライアントに成果物を引き渡してすぐにOKが出ても、支払いは12月末とかになっちゃいますよね(笑)

船越:こいいう書類関連は、一回、弁護士さんにレビューしてもらうといいんですよ。「ここはおかしいね」とかアドバイスをもらえるし、「ほかにどういうところをチェックしたらいいですか?」と、こちらから質問もできる。2、3万円かかることもありますけど、それでリスクヘッジができるなら相当安いと思いますよ。ある程度知識をインプットできれば、自分一人でもチェックできるようになりますしね。

船越 良太さん

フリーランスの社会的信用って、相変わらず低いの?

とだ:最近はフリーランスの社会的信用も上がっている気がします。でも我々より少し上の世代の人たちが愚痴っているのをよく聞くので、世代間で感じ方にギャップがあるのかもしれませんね。

船越:よくフリーランスはクレジットカードが作りにくいとよく言われていますが、最近は労働者の7〜8人に1人がフリーランスというデータもあるので、その人たちがクレジットカードを作れないとなるとカード会社の方が損しますよね。フリーランスの数が増えているので、信用も自然と上がっていくんじゃないかな。

村上:大きな金額のローンを組もうとすると、苦い顔をされることもあるみたいですけどね。僕が知人に聞いた話だと、月収100万くらい稼いでいるフリーランスが一軒家を買おうとしたら、「何十年間もその収入をキープできないですよね?」という理由で断られことがあったそうです。

村上:でも、マンションを借りるときの審査なんかは、確定申告をしていれば意外と簡単に通ったりしますよね。

船越:フリーランスになったばかりの頃に引っ越そうと思ったら、審査に落ちたことがあります。でも確定申告をして、翌年に同じくらいの家賃の物件に引っ越そうとしたら、無事審査が通りましたよ。

とだ:あとは、初めて会った女の人に自分がフリーランスだと告げると「え、フリーター?」って言われたり、ちょっと変な奴だと思われたりすることがあるので、世の女性たちの価値観も変わってくれると嬉しいですね(笑)

船越:それも意外と重要かもしれませんね(笑)

まとめ

ここでは書ききれないほどのためになる話や、書いたら怒られちゃうような?きわどい話も飛び出し、トークショーは大盛り上がり。普段はなかなか聞くことのできない「フリーランスのお金のリアル」を深く知る貴重な機会となりました。

今後もこんなイベントの機会があるかもしれませんので、興味のある方はFREENANCEのサイトやSNSをチェックしてくださいね!

profile
船越 良太:デザイン会社株式会社 蒼 代表。IBM→フリーデザイナー→経営者。Twitterやブログではデザイナーとして腕一本で生きる知識とトレンドを発信している。

とだこうき:営業から転職し、たった6ヶ月でリードエンジニアになったフルスタックエンジニア。その後半年でフリーランスとして独立し、ブロックチェーン・機械学習の案件に携わる。現在はフリーランスエンジニアの経験を活かして、ブログやYouTubeにて情報発信をしている。

村上昂平:中卒未経験から月収7桁になったフリーランスエンジニア。PythonとWordPressを得意としており、QiitaやTwitter等で情報発信をしている。