【提携企業インタビュー:デジタルハリウッド様】FREENANCEとの連携で、卒業生をサポートする仕組みが強化できました

デジタルハリウッドを卒業したフリーランスクリエイターの活動をサポートするサービス『ランサーユニット』を運営するデジタルハリウッド様。2020年4月からは、FREENANCEと提携したフリーランス支援プログラム「FREENANCE forデジタルハリウッド」をスタートさせました。

今回の提携を決めた理由や期待する効果などを、xWORKS事業部・執行役員の齊藤知也さんにお聞きしました。

デジハリ卒業生のフリーランスと企業の橋渡しをする『ランサーユニット』

まず御社の運営するサービス『ランサーユニット』について教えてください。

ランサーユニットは、フリーランスになったデジタルハリウッドの卒業生を対象としたサービスです。簡単に説明すると、あらかじめ私たちが人選した複数人のフリーランスクリエイター(卒業生)に、企業がいつでも発注できるサービスです。弊社は企業側の要望をヒアリングしたうえで、フリーランスクリエイターの中から適した人材をセレクトしてチームを編成します。チームのメンバーが決まったら、企業とフリーランスクリエイターに直接契約していただきます。

ランサーユニットの公式HPより

デジタルハリウッドが間に入るのではなく、企業とフリーランスが直接契約という点が特徴的ですね。

以前は我々が企業とフリーランスの間に入って、エージェントのような立ち位置で仕事を紹介していました。案件ごとに弊社のディレクターが立って、弊社からフリーランスに仕事を発注する形です。しかしこの形ですと、フリーランス一人ひとりの実力や個性が企業に伝わりにくいんです。またフリーランスのステージアップということも考えると、我々が間に入るのではなく、企業の一部にフリーランスを組み込んでもらう(=直接契約)という形が理想的だと思いました。

ランサーユニットの公式HPより

多くの企業は、フリーランスの活用方法がわからないんです。しかし我々は、フリーランスと企業を結び付けるアルゴリズムを熟知している。実務に関してはフリーランス自身が力を発揮できるので、我々が関与しなくても良いわけです。そこで弊社は、企業とフリーランスを「結びつける」部分だけを担い、企業から報酬をいただくというビジネスモデルを構築しました。それが、ランサーユニットです。

フリーランスの活用のためには「支払い」の問題を解決する必要がある

FREENANCEと提携したきっかけや理由を聞かせてください。

私たちは以前から、フリーランスへの「支払い」の部分に課題があると感じていました。支払いサイトが長かったり、手形や小切手による支払いだったりと、フリーランスにとって悩ましいケースがいまだに多いと思います。それでは、どんなに実力のある優秀なフリーランスでも生活していけません。かといって、企業側の支払いの仕組みもいきなり変えられるものではない。そこで、フリーランスが手軽に利用できるファクタリングが必要だと思ったんです。

支払いに関するフリーランスの悩みを耳にする機会が多かったという齊藤さん

そんなときに、Web広告を見てFREENANCEの存在を知りました。ぜひこれをランサーユニットに組み込めないかと思っていたところに、かつての仕事仲間が偶然にもFREENANCEの運営会社で働いていて、「一緒に何かやってみないか」と連絡をくれたんです。早速、詳しく話を聞きました。

FREENANCEの第一印象はいかがでしたか?

売り上げを最短即日に現金化できる「FREENANCE即日払い」はもちろんですが、フリーランスにありがちなトラブルを補償してくれる「FREENANCEあんしん補償」が無料で付帯することにも魅力を感じましたね。「これはフリーランスにとって絶対に必要なサービスだ」と思い、提携を決めました。具体的には、ランサーユニットのメンバーであれば、即日払いを通常よりも、特別に設定された低い手数料率で利用できる仕組み「FREENANCE forデジタルハリウッド」を構築しました。

フリーランスの実情を理解する企業が運営しているという安心感

フリーランスが活用できるファクタリングサービスは増えていますが、中でもFREENANCEを選んだポイントはどこでしたか?

FREENANCEを運営するGMOクリエイターズネットワークはWEB制作事業を手がけていて、フリーランスに多数の仕事を発注している企業なので、フリーランスの実情や気持ちを十分に理解しているはずです。そんな会社が運営しているサービスだったから、というのが大きいですね。

そう思われた理由は何でしょう?

FREENANCEに登録して即日払いを受けるためには審査が必要ですが、世の中の金融サービスの多くは、毎月安定的な収入があることを証明できる会社員を対象に審査基準が作られていると感じます。しかし月給制ではないフリーランスは、そこで弾かれてしまう。その点、GMOクリエイターズネットワークなら、審査の方法やチェックポイントをフリーランスの実情に合わせて設けているだろうと思ったのです。

「フリーランスの活用が増える」という未来予想図を実現させるために

「FREENANCE forデジタルハリウッド」がスタートしてから、どのような変化がありましたか?

フリーランスの、特にディレクター陣が活用していると聞きます。ディレクターが企業から案件を請け負った場合、ディレクターがフリーランスに業務を依頼して支払いをするというケースが少なくありません。ディレクター自身もフリーランスですから、自分が発注したフリーランスにはできるだけ早く報酬を支払ってあげたいと考えますよね。そんなときに、FREENANCEの即日払いが役立っているようです。

「より多くの卒業生に活用して欲しいです」

キャッシュフローの問題を解消できると、フリーランスが活躍できる場がもっと広がると考えています。それに企業側もこれからの時代は、フリーランスを登用していく必要に迫られると予想しているんです。業務に必要なスキルがどんどん専門化してくるでしょうから、専門スキルを持ったフリーランスの力を借りたいというニーズが増加すると思います。

そんな時代の中で、フリーランスにはどんな変化が求められると思いますか?

そのニーズに応えるためにフリーランスも、企業が安心してフリーランスに発注できるようにステージをあげていく必要があると思います。例えば、FREENANCEの会員になれば、「保険に入っていること」「キャッシュフローの課題がクリアできていること」をアピールすることができますよね。それが発注する企業側の安心にもつながるのではないでしょうか。

デジタルハリウッドの学生や受講生にもフリーランス志望者は増えていますし、前述したように企業側のニーズも高まっていくでしょう。そんな時代の中で、卒業生たちに「FREENANCE forデジタルハリウッド」を役立ててもらいたいと思います。

取材協力:デジタルハリウッド株式会社
『ランサーユニット』・・・企業専用に、デジタルハリウッドの卒業生を中心としたフリーランスのクリエイター(エンジニアを含む)を1名~5名のユニットで確保し、いつでもユニット内のクリエイターに案件を発注できるサービス。