紙工作「カミロボ」をはじめとする立体作品で知られ、近年は油彩画の制作にも進出した造形作家・安居智博の個展〈MAX PARADOX〉が、東京・tHE GALLERY HARAJUKUにて2025年9月13日(土) ~9月23日(火・祝)に開催。開催初日は作家本人が在廊し、レセプションパーティ(18:00〜20:00)も行われる。
段ボールや紙袋、ペットボトルといった“日常的に身の回りにあるもの”を“ヒーロー”へ、生き生きとした作品へと変える様を目撃できる本展。キュレーターを務める米原康正は、「安居の作品は、アートが決して限られた場所にあるのではなく、日々の暮らしのすぐそばで息づいていることを思い出させてくれるのだ」との言葉を寄せている。
安居智博によるSTATEMENT
「もっと奇抜でクールな神様に出会えないだろうか?」と試行錯誤を続けているうちに、日用品を組み合わせて人型を作ったり、油絵を描いたりするようになりました。
絵でも立体でも、自分は「存在の気配」を大事に考えているのだな、と自覚するようになってからはいろんな事がクリアになってきたように思います。
最近では、「存在の気配」と「作品制作にかける時間」には密接な関係があるんじゃないかと思うようになり、ある時はザザッと即興で形にしたり、またある時は時間をかけてじっくり取り組んだりする事で自分自身と作品との「出会い方」の違いを探るようにもなりました。
今回の展示ではそういった意識の変化を見ていただけたらと思っています。
キュレーター米原康正より
安居智博は、身の回りにある段ボールや紙袋、ペットボトルといった素材を、
驚くほど精緻で生き生きとした作品へと変えてしまうアーティストだ。
その造形にふれるたび、「アートとは一体何か?」という根本的な問いが静かに立ち上がる。
特別な素材や高度な技術ではなく誰もが日常で手にするものから作品をつくり出す彼の姿勢は、
アートという存在を遠い世界から引き寄せ、私たちの身近な現実の中に置き直してみせる。
安居の作品は、アートが決して限られた場所にあるのではなく、
日々の暮らしのすぐそばで息づいていることを思い出させてくれるのだ。
《参照》
tHE GALLERY HARAJUKU
https://thegallery-harajuku.com/
FREENANCE MAG 
