お知らせ

「FREENANCE byGMO」コロナ禍におけるフリーランスの実態を調査〜過半数が「仕事に悪い影響を受けた」と実感。新型コロナワクチンの2回接種率は約4割〜

GMOインターネットグループのGMOペパボ株式会社(代表取締役社長:佐藤 健太郎)の連結会社であるGMOクリエイターズネットワーク株式会社(代表取締役社長:伊藤 毅 以下、GMOクリエイターズネットワーク)は、日本初のフリーランス(※1)に特化した金融支援サービス「FREENANCE(フリーナンス) byGMO」(URL:https://freenance.net/)のユーザーを対象にアンケートを実施。新型コロナウイルス感染拡大下におけるフリーランス・個人事業主の仕事や健康状態の実態などについて調査を行いました。

(※1)特定の企業や団体に専従せず、独立して仕事を請け負う個人事業主もしくは個人企業法人のこと。

「FREENANCE byGMO」コロナ禍におけるフリーランスの実態を調査〜過半数が「仕事に悪い影響を受けた」と実感。新型コロナワクチンの2回接種率は約4割〜

【調査概要】

●調査テーマ
コロナ禍におけるフリーランス・個人事業主の実態に関するアンケート
調査対象
「FREENANCE byGMO」に登録しているユーザー903名
●調査期間
2021年9月17日(金)~9月21日(水)
●調査方法
インターネットによる調査
●調査主体
「FREENANCE byGMO」

*本調査レポートの百分率表示は小数点第二位以下四捨五入で端数処理を行っており、合計しても100%とならない場合がございます。
*メディア媒体での本調査結果の引用時には、以下のご対応をお願いいたします。
 ・クレジットに『「FREENANCE byGMO」調べ』と明記してください。
 ・WEB上で引用いただく際には、「FREENANCE byGMO」(URL:https://freenance.net/)へのリンクをお願いいたします。
 ・メディア媒体以外での本調査結果の引用を希望の方はFREENANCE byGMO」 (Email:pr@gmo-cn.jp)にお問い合わせください。

【調査サマリー】

●過半数の人が「仕事に悪い影響を受けた」と実感した一方で、約2割の人が「良い影響を受けた」と回答
●約4割の人が新型コロナウイルスワクチンを2回接種済み
●体調に気を遣っている人が約7割。その約半数が「ジム通い」などで健康維持に励む
●契約書を交わす際には大多数が「電子契約書」を使用

【調査結果】

■過半数の人が「仕事に悪い影響を受けた」と実感した一方で、約2割の人が「良い影響を受けた」と回答

まずはコロナ禍が続いたことによる仕事への影響を尋ねたところ、「悪い影響を受けた」と回答した人が半数を超えました。一方で、「影響を受けなかった」という回答は約3割、「いい影響を受けた」という回答は16.1%となりました。

フリーナンス「コロナ禍におけるフリーランス・個人事業主の実態に関するアンケート(2021年)」

次に、「影響を受けた」と回答した人(回答数621)に「仕事の量」と「金額」について質問したところ、どちらも「かなり減った」という回答が最多で約4割という結果になりました。「少し減った」という回答と合わせると、コロナ禍で仕事の「量」が減ったと感じた人、「金額」が減ったと感じている人は、どちらも約7割にのぼっています。

フリーナンス「コロナ禍におけるフリーランス・個人事業主の実態に関するアンケート(2021年)」
フリーナンス「コロナ禍におけるフリーランス・個人事業主の実態に関するアンケート(2021年)」

「FREENANCE byGMO」では2020年にもユーザーを対象にアンケートを実施しています(※2)。そこで「2019年同時期と比べて、2020年現在の仕事の状況」について質問したところ、「一時期減ったが徐々に回復している」というポジティブな回答も目立ちました。今回のアンケート結果を比較すると、時間の経過とともに、仕事への悪影響を実感する人が増えている可能性があります。

フリーナンス「コロナ禍におけるフリーランス・個人事業主の実態に関するアンケート(2021年)」

(※2)FREENANCE byGMO会員向けアンケート/回答数861名/実施日2020年9月
URL:https://freenance.net/media/money/3870/

一方で、今回の調査では仕事の量や金額が「とても増えた」「少し増えた」という回答の合計が2割を超えています。オフラインで対応していた案件を迅速にオンラインに切り替えたり、これまでと違った業種に挑戦したりと、フリーランス・個人事業主ならではの働き方の柔軟さを生かすことで、コロナ禍であっても仕事を拡大することにつながったフリーランス・個人事業主も一定数いることが推測されます。

■約4割の人が新型コロナウイルスワクチンを2回接種済み

次に新型コロナワクチン接種について質問したところ、アンケート実施時点で2回目まで接種が完了している人は約4割でした。政府CIOが発表しているデータ(※3)によると、2021年9月20日時点で2回接種が完了しているのは全人口の約5割で、それと比較するとやや低い数字となりました。1回目もしくは2回目を「接種済み」と回答した557名の約7割の人が「自治体からの案内」で接種を受けており、「職域接種」と回答した人は約2割にとどまりました。

フリーナンス「コロナ禍におけるフリーランス・個人事業主の実態に関するアンケート(2021年)」
フリーナンス「コロナ禍におけるフリーランス・個人事業主の実態に関するアンケート(2021年)」

(※3)新型コロナワクチンの接種状況(一般接種(高齢者含む))URL:https://cio.go.jp/c19vaccine_dashboard

■体調に気を遣っている人が約7割。その約4割が「ジム通い」などで健康維持に励む

体調維持やストレス対策への意識について質問したところ、約7割の人が具体的に「気を遣っていることがある」と回答しています。「気を遣っていることがある」と回答した660名に具体的な対策を聞くと、約4割の人が「ジムなどで運動」と回答しました。その他回答として「食事に気をつける」「睡眠」「サプリメント・健康食品」などの回答がありました。

フリーナンス「コロナ禍におけるフリーランス・個人事業主の実態に関するアンケート(2021年)」
フリーナンス「コロナ禍におけるフリーランス・個人事業主の実態に関するアンケート(2021年)」

■契約書を交わす際には7割超が「電子契約書」を使用

新型コロナウイルスの影響で、受注していた案件が急に中止になったり、契約が白紙になったりという事態を経験し、改めて契約書の重要性を痛感したフリーランス・個人事業主が多かったと想定し、業務を受ける際に契約書を交わすかどうかを質問すると、「相手から提示された場合に交わす」の回答が最多で約5割で、「必ず交わす」という回答も3割を超えました。「ほぼ交わさない」「まったく交わさない」という回答の合計は2割弱で、その理由として「付き合いの長いクライアントだから気にしない」「力関係的に言えない」などの回答があがりました。

フリーナンス「コロナ禍におけるフリーランス・個人事業主の実態に関するアンケート(2021年)」

また、契約書を「必ず交わす」と回答した282名に取り交わした方法を尋ねると、7割超が「電子契約書(サイン)」と回答しました。新型コロナウイルスの影響でリモートワークが浸透したことを背景に、電子契約書を導入する企業が増加していることが伺えます。

フリーナンス「コロナ禍におけるフリーランス・個人事業主の実態に関するアンケート(2021年)」

【調査まとめ】

今回の調査から、フリーランス・個人事業主は新型コロナウイルスの感染拡大によって悪影響を受けた人が多い一方、良い影響を受けた人も一定数おり、労働環境や業態の多様化が進んでいることがわかりました。また、体調維持にも関心を持って具体的に対策をしている人が多いこと、クライアントとの契約には電子契約書を用いている人が多数いることなども明らかになりました。

「FREENANCE byGMO」は、今後も様々なフリーランス・個人事業主の方々が安心して活動するためのインフラとなることをめざし、「お金」や「生活」の面においてさまざまなサービスの提供を行ってまいります。

【調査結果のご提供について】

本プレスリリースには掲載しておりませんが、上記項目の詳細と以下項目に関するアンケート結果もご用意しております。

・利用しているクラウドサービス
・保険の加入状況
・仕事の情報の入手方法
・新型コロナウイルス支援制度に対する満足度

ご希望のメディアはお気軽にGMOクリエイターズネットワーク 広報(E-mail:pr@gmo-cn.jp)までお問い合わせください。なお、メディアの方限定での提供となりますのでご了承ください。