校正をすると人に優しくなる。校正者・牟田都子『文にあたる』インタビュー

フリーランスの校正者である牟田都子さんが、初の単著『文(ぶん)にあたる』(亜紀書房)を上梓されました。校正の仕事にまつわるあれこれを、親しみやすく落ち着いた筆致で綴ったエッセイです。校正者になった経緯、どうすれば上達するのか、辞書の使い方、好きな誤植・致命的な誤植など、校正の仕事の楽しさと難しさが体に染み込むように理解できると同時に、牟田さんの「おもしろまじめ」なお人柄も伝わる一冊です。